[自作キーボード]ファームウェア作成用ツールを調べた
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概要
- ISP1807搭載Microボードに設定可能なファームウェア作成ツールを調べた。
- 上記ボードではarduino開発環境が使用できる
CircuitPython
を使用することもできる- 最終的にBlueMicro nRF52 Keyboard Firmwareを使用することにした
経緯
初心者が自作キーボードを製作するにあたり、物理設計の基本についてはネットや書籍で学ぶことができる。
しかしファームウェアの作成についてはQMK Firmwareを使用する前提となっている情報が多い。Pro micro
を使用する場合にはQMK Firmwareが使用できるので、その場合は特に問題ない。
今回使用するボードはPro micro
で使用されているATmega32U4
とは異なり、nRF52840
が搭載されている。
QMK Firmwareではライセンス的な問題がありnRF52840
への書き込みに対応していないらしい。
https://github.com/qmk/qmk_firmware/issues/18556
arduino IDEを使用してプログラムを自作することも可能だが、無線通信やレイヤー機能などを初心者がゼロから実装していくのは現実的ではない。
そのためQMK Firmware以外のツールを探すことにした。