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自作キーボードのトッププレート制作で気をつけること

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自分でデザインしたキーボードからキースイッチを取り外そうとしたときに破損した。
完成写真はこちら

制作しているときは割と適当に作ってたのでプレートに問題があった。

問題点

キースイッチと穴のサイズが合ってなかった。

当たり前のことだが、取り付けるキースイッチのサイズと穴のサイズが合っている必要がある。
今回作成したものはややきつくて、外す際に力を入れる必要があった。
ゆるくなるとガタつきがあるかと思って少し小さくしたのが仇となった。
次回からはもう少し大きめに作ろうと思う。

実際に使用する予定のキースイッチの製品情報で大きさを確認するというのも大事かもしれないけど、ソケットにして色々使いたい時はそこまで個別の製品に合わせに行く必要がない。
キースイッチの種類によってはそもそも正方形ではなかったりするらしいので、そういうものの場合は見ておいた方がよい。

トッププレートの強度が低かった

今回は2mmのアクリルを使用していた。
そして破損部分のスイッチ穴から外周にかけての幅は2mm程度だった。
前述のようにスイッチの着脱に力を入れる必要があったが、それに耐えられるほどの強度がなかった。

改善策としては以下があるかと思う。

  • アクリルを厚くする
  • そもそもアクリルをやめてPCBと同じ素材にする
  • 穴から外周にかけての幅を増やす

穴のサイズがいい感じにできてたらこの辺りを気にする必要はないかもしれないが、同じデザインを維持する必要があるならこの辺りかな。

その他

本を読んでできた気になってたけど、やっぱり出来上がったものを一通り触ってみてわかることもあるなーと思った。
見た目上は大丈夫そうでも今回のように問題が隠れてることがあるので、現物を確認するのは大事。
後から考えたら、「そんなことは事前に考えておくべき」というようなことだが、物作り初心者だと見た目上(機能上)の完成形を作るのに必死でそこまで考えが及ばない。
制作にも費用がかかるのである程度は時間をかけて考えた方がいいのだろうけど、早く完成させたいという思いもあり焦ってしまう。


書いた人
keee
Webエンジニア

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