概要
PRK firmwareを使用すると簡単にキーボードとして使用できたが、今の所OLEDに対応していなかったのでQMK Firmwareで使い方を確認した。
前提
- qmk –version
1.1.1
リポジトリは0.20.8
この作業をした直後に破壊的な変更があったので変わっているところがあるかもしれない。
https://github.com/qmk/qmk_firmware/releases/tag/breakpoint_2023_05_28
作業内容
キーボードの雛形を作成する
❯ qmk new-keyboard
Ψ Generating a new QMK keyboard directory
Name Your Keyboard Project
Keyboard Name? #キーボードの名前を入力
Your GitHub Username? #githubのユーザー名
Your Real Name? #ここもデフォルトでgithubのユーザー名になってた
Pick Base Layout
As a starting point, one of the common layouts can be used to bootstrap the process
Default Layout?
Please enter your choice: [52] 27 #使用したいレイアウトを選択
What Powers Your Project
For more infomation, see:
https://docs.qmk.fm/#/compatible_microcontrollers
MCU?
Please enter your choice: [27] 35 #RP2040を選択
#新しくディレクトリが作成される。
スイッチのピン設定
https://docs.qmk.fm/#/reference_info_json?id=direct-pins
上記を参考にダイレクトピンで記述。
キーはなんでも良いが、RGB_MOD
を押さないとLEDがアニメーションに切り替わらなかった。
(デフォルトでアニメーションにする方法があるのかもしれないがわからなかった。)
OLED関連の設定
ピンの指定とHAL_USE_I2C TRUE
がないと表示できなかった。参考
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以下の2ファイルはここを参考に、qmkのロゴが表示されるようにした。
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ここを参考に設定を記述。
LED関連の設定
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コンパイルと書き込み
コンパイルするとqmk/.build
にuf2ファイルが作成されるので、ボードに移動させる。
$ qmk compile -kb キーボード名 -km default
$ mv .build/キーボード名default.uf2 /Volumes/RPI-RP2/
表示内容
ピン番号をconfigに書いたら表示できた pic.twitter.com/JjD83vRtv8
— keee (@keee12228503) June 2, 2023
その他
LEDについてはマトリックス設定もあり、色々できそうだった。
LEDの色を変える部分ではデフォルトで色を変える部分がわからなかった。RGB_HUI
等のキー入力で変えることはできたが、ファームウェアを更新しても変えた後の色で点灯して、デフォルトの赤に戻らなかったりしたのでよくわからなかった。
PRK Firmwareの方が使用が簡単だったのでOELDを使用しないならRPKでいいと思った。(PRKの導入記事はこちら)